社会問題に向き合う実践プログラム
1年次は個人でのプロジェクトを、2年次ではチームでのプロジェクトを展開し、専門分野の研究方法や協働スキルなどを身につけます。3年次から4年次にかけては専門分野の研究を進めながら国内外のインターンシップやフィールドワークに参加し、ゼミ教員やSEO(Student Experience Officer)の指導のもと、「卒業研究プロジェクト」を完成させます。
教室の外に出て、学んだ知識を使える知識へ
知識を課題解決のための知に変換する
地球市民学科では、プロジェクトを通じた学びがカリキュラムの中心になっています。国内外のさまざまな課題の中で「自分ごと化」できる課題に対して、主体的に取り組み、自分が持っている知識を課題解決のための知に変換するプロセスの中で、学生はクリティカルシンキング、フィールドワーク、デスクリサーチ、プロジェクトマネジメントなど思考を行動に落とし込むために必要となるさまざまな実践的スキルを身につけることができます。
さらに、プロジェクトを回す中で学生は自分の思考や行動の癖、内なる想いなど良いところも悪いところも含めた自分自身を発見し、他者や社会との関わり合いの中で多様性を実感しながら寛容性を身につけ、地球市民としての自身のアイデンティティを確立していきます。
自身の人生を通して社会に対してポジティブなインパクトを与えるために必要となる能力を学生が在学中に自分のものにできるようにすること、それがプロジェクトの目的です。
アクセンチュアとの連携授業 ~グループプロジェクト~(2分22秒)
プロジェクトの3つのフェーズ
地球市民学科では、1年次にプロジェクト入門、2年次にグループプロジェクト、そして3年次から4年次にかけて卒業研究プロジェクトに取り組むというように3つのフェーズでカリキュラムを構成しています。1年次のプロジェクト入門では、学術的な思考の概念や思考のツールおよび言語などスキルの習得を目指しながら自分の専門性を探ります。
次に、2年次のグループプロジェクトではグローバル社会系の学術的専門知識を追求します。
さらに、3年次から4年次にかけては、自身が取り組むべき問題を卒業研究プロジェクトに設定し、プロジェクトの過程でインターンシップやフィールドワークなどに参加しながら、専門性や異文化対応力、コミュニケーション力、協働力を高めます。
全てのプロジェクトが卒業研究プロジェクトに集約されており、卒業研究プロジェクトが理想のキャリアへの礎となるようにデザインされているのが大きな特徴です。
提携する外部パートナー例
学生がプロジェクトを通じてより実りある経験を積めるよう外部パートナー機関とも提携を進めて体制を整えています。
<外部提携パートナー例>
?品川区 ?鹿児島県
?いちき串木野市 ?アクセンチュア
?東京都下水道局 ?国際協力機構(JICA)
?西日本旅客鉄道 ?東急電鉄
?東京モノレール ?イブラ?ワ?ハイト
?ソラシドエア
<外部提携パートナー例>
?品川区 ?鹿児島県
?いちき串木野市 ?アクセンチュア
?東京都下水道局 ?国際協力機構(JICA)
?西日本旅客鉄道 ?東急電鉄
?東京モノレール ?イブラ?ワ?ハイト
?ソラシドエア
学生の「経験」を「学び」と「キャリア」につなげる専門スタッフ(SEO)
企画立案から実行まで学生が主体となりプロジェクトは展開されますが、学生が安心してプロジェクトを遂行できるように、SEO(Student Experience Officer)が、学生の「経験(Experience)」を軸に「学び」と「キャリア」を結びつけ、プロジェクト全般を徹底サポートするフォローアップの仕組みを構築しています。
地球市民学科の伝統のフィールドワーク
学科開設以来、特に力を入れてきたのがフィールドワークです。地球市民学科のフィールドワークは、すでに出来上がったプログラムに参加するというような「スタディツアー」ではなく、現地にて何を、どのような方法で、何のために行うのかを含め、 学生たちが議論しながら中身を作り上げていきます。これまでに、海外では、マラウイ共和国、インド、フィリピン、ニュージーランド、台湾、韓国などで、国内では、沖縄八重山諸島(石垣島?西表島)、沖縄本島、周防大島、陸前高田市、いちき串木野市などでフィールドワークの授業を行ってきました。