学生?卒業生の声
清泉女子大学の学び、それがどのような価値を生み出すのか、実際にインタビューしました。
在学生インタビュー
* インタビュー内容?学年は取材当時のものです。
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日本語日本文学会の会長を務めたことで、積極性と協調性が育まれました
神田 芽慰さん(私立 明星学園高等学校 出身)
神田 芽慰さん(私立 明星学園高等学校 出身)
日本語日本文学会の会長を務めたことで
積極性と協調性が育まれました
神田 芽慰さん
日本語日本文学科 4年(2022年度)
私立 明星学園高等学校 出身
高校時代から好きだった古典を学び続けるうえで、清泉では『源氏物語』を原文で読めるようになることや、くずし字を学べる点に強く魅力を感じました。また四季を感じられる自然に囲まれたキャンパスにも惹かれて入学しました。本学科は古典文学、近代文学、日本語学を三本柱として学び、ここから自分が興味のあるジャンルを見つけられます。2~3年次にかけて自分でレジュメをまとめて発表する演習授業が多くあり、そこで疑問点を残さず先生に質問する姿勢が身につきました。3年次には日本語日本文学会の会長を務め、オープンキャンパスの手伝いや清泉祭での展示を行いました。高校生のころは委員会などに立候補することはありませんでしたが、何かに参加し新しい世界を広げていく楽しさを知ったと同時に、清泉祭の準備では話し合う機会が多く、躊躇せずに自分の意見を伝え、相手の意見を受け取ることの大切さを学び、積極性と協調性が育まれたと感じています。
高校生へのメッセージ
私が大学を選ぶ際に心がけていたことは入学した後の自分を想像することです。私は清泉女子大学入学したら古典文学を学んで、習得したくずし字を美術館で利用するぞ!と思っていました。このようにこの大学に入ったら何を学んで何をしようか、それを考えた時に自分がワクワク出来るような大学を選ぶことが大切だと思っています。輝ける人間でありたい 穏やかな環境の中で成長を実感
青栁 桃華さん(私立 向上高等学校 出身)
青栁 桃華さん(私立 向上高等学校 出身)
輝ける人間でありたい
穏やかな環境の中で成長を実感
青栁 桃華さん
日本語日本文学科 4年(2021年度)
私立 向上高等学校 出身
落ち着いた環境で勉学やサークル活動に励み、輝ける人間でありたい。高校生の頃に思い描いていた大学生像が、実現できました。興味のあった近代文学だけでなく、古典や日本語学など幅広い領域に触れ、2年次の日本近代文学概論で、作家によって異なる文体に面白さを感じたことから、卒業論文では、太宰治の表現に注目しながら女性観を紐解く研究に取り組みました。難しいテーマでしたが、作品と向き合うことで、自分自身の文章力や表現力の向上につながったと感じています。また、4年間を通じて、放送研究会に所属。仲間たちとゼロから企画する楽しさ、他大学の放送研究会との交流は、大学生ならではの経験です。ゼミナールやサークル、教職課程などで共に課題に取り組んだ仲間たちの時間は、私にとってかけがえない思い出で、本学科の学生はどのような場面でも意見を否定せず、人の気持ちや考えを尊重する優しさにあふれています。この温かな雰囲気が、人を成長させるのだと思います。
高校生へのメッセージ
大学とは一体どのような場所であるか? どういったカリキュラムであるか? など大学進学に際して、分からないことが沢山あると感じます。私も4年前は同じようなことで迷っていました。そういった高校生の皆様にはこの大学案内をご一読頂き、それが少しでも解消される良いきっかけになればと思います。多くの人に支えられている その安心感によって私らしく、多様に挑戦できました
大和田 佳乃さん(私立 共立女子第二高等学校 出身)
大和田 佳乃さん(私立 共立女子第二高等学校 出身)
多くの人に支えられている
その安心感によって
私らしく、多様に挑戦できました
大和田 佳乃さん
日本語日本文学科 4年(2020年度)
私立 共立女子第二高等学校 出身
深呼吸したくなるほどに緑豊かな環境のなかで古典文学を研究したいと考え、本学科へ入学。多角的な学びのなかで1年次の授業「日本語学入門?基礎」によって日本語そのものに関心が向き、歌舞伎や能楽などの芸術鑑賞を通じて知識を掘り下げていきました。教職や日本語教員、司書教諭の課程にもチャレンジ。日本語教員課程の「日西対照言語学」は、日本語学だけでなくスペイン語学の知識も必要になる大きな挑戦でしたが、友人に支えられ、双方の言語の比較から多くの気づきを得ました。外国の方と会話を楽しむ学内の日本語サロン「まゆり」にも参加。自分の興味があらゆる学びがつながっていくことを感じながら、4年次には話し言葉の丁寧さと女性的表現について研究しました。各分野に精通する先生方は小さな疑問にも親身に答えてくださり、学習意欲の向上を実感できます。“多くの人に支えられている”。その安心感によって多様に挑戦できるのが、清泉の魅力です。
高校生へのメッセージ
足球彩票の皆さんは、大学生になったらどんな事をしてみたいですか?何について勉強したいですか?どうしても受験勉強中は「合格する事」を目標にしがちです(少なくとも私はそうでした)。少し、「次のステップに進んだ時」の事を目標に据えてチャレンジしてみてください。きっと勉強への気持ちが少し変わると思います。すべての講義が魅力的で面白い 先生や友人に恵まれた環境で充実した日々を過ごしました
土橋 彩里さん(横浜市立 東高等学校 出身)
土橋 彩里さん(横浜市立 東高等学校 出身)
すべての講義が魅力的で面白い
先生や友人にも恵まれた環境で
充実した日々を過ごしました
土橋 彩里さん
日本語日本文学科 4年(2019年度)
横浜市立 東高等学校 出身
高校生へのメッセージ
高校生の皆さん、4年間という限られた学生生活の中で自分のやってみたい事や興味のある事にぜひ挑戦してください。知らない世界に一歩踏み出す勇気があなたに出会いと経験を与えてくれて、成長の場になるでしょう。その経験と学びはあなたの糧となり、武器になるはずです。卒業生インタビュー
* インタビュー内容は取材当時のものです。
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教職課程をはじめ、清泉での全ての経験が今の自分につながっています
[足立区立第四中学校] 髙木 真実さん
[足立区立第四中学校] 髙木 真実さん
教職課程をはじめ、清泉での全ての経験が
今の自分につながっています
[足立区立第四中学校]
夜間学級日本語学級担任
髙木 真実さん
2021年3月 日本語日本文学科 卒業
私立 江戸川女子高等学校 出身
(2022年インタビュー)
中学校の夜間学級で、日本語と国語を教えています。本校の夜間は一般学級と日本語学級があり、10代から80代の生徒が学んでいます。私が担任する学級では日本語入門レベルの生徒が学んでいます。授業では絵や翻訳ツールを駆使し、言語の壁を越えた対話を工夫しています。生徒によってアプローチの方法が異なるので、正解がわからずもどかしいときもありますが、わかることが増えていく経験を共に味わえる喜びがあります。使用言語や年齢にかかわらず、生徒から学ぶことは多くあります。一生懸命な生徒たちに寄り添い、人との出会いを大切にしながら、視野を広げていきたいです。
さまざまなことに挑戦し行動する そこから新しい未来が開けます
[アルティウスリンク株式会社] 登内 愛子さん
[アルティウスリンク株式会社] 登内 愛子さん
さまざまなことに挑戦し行動する
そこから新しい未来が開けます
[アルティウスリンク株式会社]
法人営業統括本部 営業第4本部
第2営業部 営業第1ユニット
登内 愛子さん
2013年3月 日本語日本文学科 卒業
私立 桐蔭学園高等学校 出身
(2021年インタビュー)
在学中から、長く働くことができ、キャリア形成できる企業で働きたいと思っていました。そのため就職活動では自分のやりたいことを軸に、価値観や働きがいの面から企業研究を行いました。入社後は化粧品や通信などさまざまな業界にビジネスプロセスの課題解決の提案を行う営業を経験。最近では経営企画のような仕事として業務改善に取り組むなど、幅広い業務を担っています。日本語日本文学科では、作品を多角的な視点で検証し、自分の意見を述べる機会が多くありました。この経験が仕事の面にも通じており、自分はこの仕事をどう進めたいのか、意志や意見をもち能動的に進めることができています。またお客様の課題に対してもさまざまな側面から考察するなど、清泉での学びを活かしています。今後は結婚、出産してもキャリアをあきらめず、すべての女性が安心して働ける社会実現のため、まずは自分が会社でできることに取り組むつもりです。
何を学び、どう楽しむかは自分次第 今の努力が未来へとつながる
[森ビル株式会社] 鈴木 瑞穂さん
[森ビル株式会社] 鈴木 瑞穂さん
何を学び、
どう楽しむかは自分次第
今の努力が未来へとつながる
[森ビル株式会社]
営業本部 商業施設事業部 商業運営部
赤坂?虎ノ門エリア店舗運営室
リーシングオペレーション担当
鈴木 瑞穂さん
2007年3月 日本語日本文学科 卒業
私立 国府台女子学院高等部 出身
(2020年インタビュー)
日本語日本文学科の卒業生だった姉の楽しそうな様子を見て、私も清泉へと進学しました。正直、入学当初は将来の具体的な目標はありませんでした。しかし、せっかく大学へ入ったのだから、何か思い出に残ることがしたい、夢中になれるものを見つけたいと日本語日本文学会※へ。さまざまな企画を立てて実行していくなかで、相手に喜んでもらうためにはどうしたら良いかを考えることの面白さを実感。将来の仕事にしたいと思うようになりました。その時から、大学の4年間をどう楽しむか、何を学ぶのかは自分次第。自分の頑張り次第で、将来はいくらでも変えることができると思うように。人生は自分らしく生きることで充実すると気づきました。
※学科の教員と学生を会員として活動する組織
※学科の教員と学生を会員として活動する組織
「活字」にかかわることが一生のキャリアに
[丸善雄松堂株式会社 APS事業部] 三阪 真希さん
[丸善雄松堂株式会社 APS事業部] 三阪 真希さん
「活字」にかかわることが一生のキャリアに
[丸善雄松堂株式会社]
APS事業部 図書館サポート統括部 首都圏センター
三阪 真希さん
2000年3月 国文学科(現:日本語日本文学科) 卒業
茨城県立 石岡第一高等学校 出身
(2019年インタビュー)
学生時代で思い出されるのは、レポートや論文をたくさん書いたということです。当時は卒業論文が手書きの時代で、原稿用紙95~105枚が条件でした。その練習として、原稿用紙50枚の課題が出されたこともあります。大変ではありましたが、苦ではなく、学ぶことが楽しいと思える授業ばかりでした。こうして「活字」に関わる仕事でキャリアを積んでこられたのも、清泉でたくさんの本を読み、考え、書き続けたおかげだと思っています。