清泉女子大学

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留学?国際交流

梨花女子大学校留学記

2023年に協定校である韓国の梨花女子大学校に留学しました。英語で授業を受講しながら、韓国語も学ぶことができ、国際的な環境の中で充実した留学生活を送ることができました。

梨花女子大学校への留学志望理由

幼少期から韓国の文化に触れる環境で育ちましたが、日常生活で韓国語を使う機会がなかったので「現地で韓国語を勉強して話せるようになりたい!」と思うようになったことから、韓国留学に興味を持ちました。
そこで、高校時代に梨花女子大学校をはじめ、複数の大学のキャンパスに足を運んだことを機に、大学時代には韓国に留学したいという気持ちがさらに強くなりました。
清泉女子大学には複数の協定校がありましたが、その中でも梨花女子大学校は言語教育に力を入れていることから、英語も韓国語も両方伸ばしたいと考えていた私に最適な留学先だと感じ志望することにしました。

清泉で楽しく留学準備

清泉の国際交流ボランティアである、清泉アミーガスという団体の活動に積極的に参加しました。留学前は韓国や台湾の学生と交流し、他国の文化について理解を深めたり日本の文化を紹介しあったりしました。
留学中は、アミーガスを通じて知り合った梨花女子大学校からの留学生にサポートしてもらい、アミーガスの存在のありがたさを実感しました。
帰国後は、梨花女子大学校からの留学生のバディに任命いただけたこともあって、韓国からの留学生を「支える側」として支援を続けています。交流の際には、現地で培った韓国語や英語も役に立っています!!

英語英文学科の科目の一つである、留学準備講座(ASSA)を履修しました。学生を温かな心で包み込む斉藤悦子先生の熱い授業でした。
私と同じように留学を控えている同期や、意欲のある後輩たちと切磋琢磨し合いながら英語の発信力を高められる授業で履修してよかったと感じています。
「英語を間違えることは恐くない」がモットーのクラスで勉強してきたおかげで、自信を持って留学生活に臨むことができました。

国際交流 in EWHA

課外活動では、EKLESという韓国の文化に触れるサークルや、MARANATHAという大学の先生が運営する国際交流チームなど様々な団体に所属しました。
英語圏の学生とはもちろんのこと、韓国人学生とも積極的にコミュニケーションを図りました。その際に役に立ったのが英語で、韓国にいることを忘れてしまうほど、キャンパス内はとてもグローバルな環境だったと感じています。

課外活動での1番の思い出は、景福宮での韓服体験です。「自分の目で見て、肌で感じること」が留学生活の目標だったのと、韓国の歴史に興味があったので、仲間たちと共に景福宮をゆっくりじっくり散策できたのは忘れられない思い出です。

おすすめの現地の授業 2選

日韓文化比較:
留学前に比べて、視野や教養が一番広がったと思います。
清泉では英語英文学科に所属しているので英語圏について考える時間が多かったのですが、この授業ではグラフやデータを用いた比較、医学用語の違い、ナショナルジオグラフィックを通して歴史を辿りながら日本と韓国について比較検討することができた、興味深い授業でした。
また、日本語を勉強している韓国人学生と知り合い、一緒に『すずめの戸締まり』を観たり、期間限定のポップアップカフェに行ったりして、日本の文化を共有することができたのも貴重な機会だったと思います。

韓国映画とメディア:
清泉では演劇について幅広く勉強していて、映像を用いた学びに興味があったので履修を決めました。
この科目では1950年代から現代までの韓国映画を文献や作品を通して分析したり、歴史的背景を学んだりしました。メディア分野ではネットフリックスなどの配信サービスやK-popが世界に与える影響などについて学びました。
履修者の大半が英語圏の留学生だったのでディスカッションについていくのは大変でしたし、清泉とは比較にならないくらいの量のレポートを英語で書いたり読んだりもしました。授業を通して教養も身につきましたが、英語力も伸びたような気がします。

この記事を書いた人
Rimi Kim

英語英文学科 4年