地域連携?産学官連携

 本学では、地域連携?社会貢献に関する諸活動を、建学の精神や大学の理念を実現するための重要な取り組みと認識したうえで、従来から生涯教育、ボランティア活動、産学官連携、国際交流などを中心としたさまざまな取り組みを展開してまいりました。
 本学における地域連携?社会貢献活動については、ホームページにおいても、以下のとおりご紹介しておりますが、本学がこれまでに行ってきたさまざまな取り組みを踏まえて、2018年度に実施した主な活動を「清泉女子大学 地域連携?社会貢献報告書2018」として、とりまとめました。ご興味のある方は、以下のPDFファイルをご覧ください。
 本学では、地域の小学校、中学校の職場体験や自然観察授業の受け入れ、周辺町内の方々とのボランティア活動、本館(旧島津家本邸)に関連した企画など、さまざまな地域連携事業やイベントを行っています。また、土曜自由大学として多彩な内容の公開講座を開催し、地域の多くの方々にご参加いただくなど、地域に愛される大学として広く社会に貢献することをめざして、地域連携に関する数多くの取り組みを行っています。
 こうしたなか、平成27年3月には、立地自治体である品川区との間で相互の地域連携体制の強化を図る観点から、教育?文化、防災?環境、健康?福祉、まちづくりの政策等における包括連携協定を締結し、地域社会のさらなる発展に向けて、より実践的な取り組みを進めていく考えです。
 また、本学では、品川区をはじめ、東京都や鹿児島県などさまざまな行政機関との窓口?調整機能を強化し、一層の地域貢献を促進するため、平成28年8月、学内に「地域連携推進本部」を設置し、学長室がその中心的な役割を担っています。平成28年10月には、品川区と同区に所在する各大学の連携体制を強化することを目的として、品川区が設置している「しながわ大学等連携推進協議会」にも参画するなど、本学の教育?研究機能を活かし、今後も積極的な地域貢献を続けていきたいと考えています。
連携協定一覧


締結先
締結日
締結内容
三重県桑名市
2024年6月3日
ジョサイア?コンドルに関する学術的研究や顕彰、地域社会の発展と人材の育成を目的とした相互の連携?協力。詳細
国際協力機構(JICA)2024年3月25日
地球市民学科の推薦を受けた学生や卒業生等が、JICA海外協力隊の隊員として派遣される等相互の連携。詳細
鹿児島県いちき串木野市、株式会社ソラシドエア(宮崎県宮崎市)
2022年9月16日
連携による各事業の推進並びに新たな価値の創出を目的として相互の連携を図る。詳細
よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局:城南信用金庫)
2021年7月8日
地域社会の発展に寄与するための支援?協力。詳細
鹿児島県いちき串木野市
2019年9月27日
地域社会の発展発展と人材の育成を目的とした相互の連携。詳細
鹿児島県
2018年3月29日
地域社会の発展及び人材の育成を目的とした相互の連携体制の一層の強化。詳細
立正大学(東京都品川区)
2017年7月24日
相互の教育研究及び社会貢献活動を通じ、教育研究の一層の発展、教育内容の充実、人材の育成及び地域社会への貢献等に関する大学間の交流の推進。詳細
東京外国語大学(東京都府中市)
2015年12月14日
単位互換について。詳細
東京都品川区
2015年3月18日
地域社会の発展を目的とした相互の連携体制の一層の強化。詳細(外部サイト:品川区)



地域連携

品川区

職場体験
?日野学園(中2) ?年1回?
?八潮学園(中2) ?年1回?

職場訪問
?日野学園(中1) ?年1回?

本館見学
?しながわ観光協会 ?年1回?外観のみ?
?品川区地域振興事業部文化スポーツ振興課 ?年2回?
?シルバー大学受講生対象に学生ガイドによる見学ツアー実施
?品川区青少年委員会見学ツアー実施

自然観察
?日野学園(小1) ?6月?11月?1月、年3回?

すまいるスクール
?品川区子育て支援課 ?4~1月の間?

ふうの木ネット
?品川区図書館

品川区男女平等啓発誌『マイセルフ』
?品川区人権啓発課男女共同参画センター ?年3回刊?

品川区内大学?高等専門学校の広報転送
?品川区地域振興事業部文化スポーツ振興課 ?随時?

品川区内大学等懇親会
?品川区地域振興事業部文化スポーツ振興課 ?年1回?

地域防災
?品川区防災まちづくり事業部防災課 ?随時?
?品川消防署 ?随時?

ボランティア活動
?日野学園 ?通年?
?品川区内すまいるスクール ?通年?
?品川区内児童センター ?通年?
?品川区地域振興事業部地域活動課協働ふれあいサポート係 ?通年?
?地域活動課国際担当 ?通年?
?文化スポーツ振興課生涯学習係 ?年1回?
?しながわ観光協会 ?年3回?
?社会福祉協議会品川ボランティアセンター ?通年?
?ケーブルテレビ品川 ?年1回?
?品川区環境情報活動センター ?年1回?
?五反田商店街振興組合 ?通年?
?(社福)さくら会西五反田高齢者複合施設 ?通年?
?ドゥライフ品川 ?通年?
?認定NPO法人 難民を助ける会 ?通年?
?コベルコ建機株式会社 ?通年? 

土曜自由大学
?品川区地域振興事業部文化スポーツ振興課 ?年2回 5月?10月?

フィールドワーク「基礎演習Ⅰ」
?品川区総務課  ?10~1月?

ケーブルテレビ品川「まちおこし ひとおこし ~みんなの品川応援団~」レポーター

品川区シティプロモーションのキャッチコピー選定委員

品川区立御殿山すこやか園保育サポート


九州

鹿児島県

清泉女子大学の本館である旧島津家本邸を有する清泉女子大学と鹿児島県との関係は歴史的にも古く、固い絆で結ばれています。2012年度にこの本館が東京都指定有形文化財に指定されたことを機に、鹿児島県との繋がりをより深めていこうと、2013年度より清泉女子大学×鹿児島県のコラボ企画が本格的に始動いたしました。この企画では食を通しての連携、伝統工芸品に触れること、鹿児島への訪問などを通しての地域交流を計っていきます。

清泉女子大学×鹿児島県コラボ企画
鹿児島カレッジ


南九州3県(熊本?宮崎?鹿児島)

2015年 ユニバーシティカレッジ南九州
ユニバーシティカレッジ南九州とは、JR西日本と南九州3県による産学連携プログラムです。大学生が鹿児島?宮崎?熊本を実際に訪ね、観光地で地域の人々との交流を通してさまざまな経験を積み、鹿児島県へ若者目線の旅行プランを提案しました。PR方法として、ソーシャルメディアであるFacebookで情報を発信し、最終的には旅行会社のツアーとして商品化されるという内容です。清泉女子大学、神戸松蔭女学院大学、國学院大学、和歌山大学、鹿児島国際大学の合計39名、本学からはは6名の学生が参加しました。

2017年 南九州カレッジ
大学生が南九州三県(熊本?宮崎?鹿児島)の観光地にて、地域との交流を通じてさまざまな経験を積み、南九州三県への旅行の魅力についての情報発信を行い、修学旅行や個人旅行プランを提案します。清泉女子大学、神戸松蔭女子学院大学、関西大学、広島経済大学、和歌山大学が参加しました。


北陸

2014年 北陸カレッジ
2016年 北陸カレッジ

北陸カレッジとは、JR西日本と北陸各県による産学連携プログラムです。大学生が北陸を実際に訪ね、観光地で地域の人々との交流を通してさまざまな経験を積み、若者目線の旅行プランを提案しました。

2017年 北陸フェア
北陸カレッジで2016年に優秀賞をいただいた本学学生たちが福井フェアを企画し、ラファエラホール食堂で福井県の名物料理を提供しました。

産学官連携

産学官に関するポリシーとガイドライン

本学は、以下のポリシーに基づき、産学官連携を推進する。
(1)教育の一環として、産学官連携を位置付ける。学外との交流?協力の体験を通して、学生の汎用的能力向上等を促す。
(2)大学に求められている社会的要請に応え、大学として社会や地域に貢献をする。
(3)大学に所属する研究者の研究実績を社会へ還元する。


本学の産学官連携は、上記ポリシーに則ると共に、以下のガイドラインを遵守するものとする。
(1)社会のモラルに反せず、公序良俗を侵さない。
(2)学生に、正規の学修に支障をきたすような過度の負担を課さない。
(3)本学及び連携相手の名誉を傷付けない。
(4)個人情報の保護に十分配慮する。
(5)著作権?特許等の知的財産権の保護に十分配慮する。
(6)連携が専任教職員個人や一学科?一部署に収まらず、大学の組織的な支援が正式に必要な場合は、事前に学長に報告し了解を得て、適宜必要な手続き(部署間の調整や連携先との文書での確認など)を行う。

以上
(平成27年3月制定)
【お問合せ先】
 地域連携推進本部(学長室)
 Tel 03-3447-5551(代)
よい仕事おこしフェア実行委員会(事務局:城南信用金庫)